近年では比較的熱いNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」
なにしろ、3代100年の物語とぶち上げたからには、
展開に賛否はいろいろあるにせよ
否が応でも視聴者の期待は高まっているのです。
そんななか、
3人目のヒロイン大月ひなたと一度は別れを告げた男五十嵐文四郎が
ハリウッドのアシスタントディレクターとなって、条映映画村において、再びひなたの前に姿を現しました。
その際の詳細なてんまつは下記のYahoo!ニュースの記事を読んでいただくとして
カムカム、 五十嵐の「家業はつまらなかった」発言 視聴者はモヤモヤ?
そこに取り上げられた五十嵐の文ちゃんのセリフを取り上げた部分
「何でなん? 東京でお父さんの会社手伝うんやなかったん?」と驚くひなたに対し、五十嵐は、「親父の会社は元々うまくいってて、覚えることはたくさんあったけど、そんなに大変じゃなかった。でも、つまらなかった」と、会社員としての仕事にやりがいを見いだせなかったと吐露。続けて、時代劇の大部屋俳優を辞めてからも殺陣の訓練は怠っていなかったことを明かしつつ、
「おやじの会社で兄貴の下で働いてる自分が、何か、バカに思えた」
「それで2年で会社辞めてアメリカに行った」
と、ひなたと別れた後の顛末を語ったのだった。
そのあと記事ではSNSの声として、当然反発の声が様々ありました。
そう、仕事というものに対するリスペクトが感じられないことに対する反発の声です。
私思うに、五十嵐の文ちゃんが言いたかったことって、実際はこうだと思うの
「父の会社では大変よい経験をした。
しかるに、いつまでもそれに甘んじていてはいけない、
惰性で生きていてはいけない、
常に新天地を求め現状に安住してはならない、
だから己を試すため渡米した」
と
こうした言い方をすれば、反発を覚える人もそう多くはなかったんだろうと思いました。
ま、さらに思うに、
実際に吐かれた、いかにも仕事に対して蔑ろに思えた五十嵐の文ちゃんのセリフ、
わざと反発を買わせるための演出なのではないかと好意的に解釈してはみます。
だからこそ、だれの前であれ、実家の仕事を手伝うことに対してつまらないとか
本音はどうあれ口に出してしまうことは、
一丁前の大人としては正直どうかなと思うのです。
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にもあったような、
いいようってのは実に大事だな、と、
朝ドラで気づかされるとは、思いませんでした。
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